リンパ浮腫への複合的理学療法を始めました! 本文へジャンプ
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複合的理学療法とは?
「複合的理学療法とはComplex Decongestive Physiotherapy(CDP)のことで
 @手技 : リンパドレナージュ
 A圧迫 : バンテージ、弾性衣類
 B運動療法
 Cスキンケア
 以上4つを柱としたリンパ浮腫に対しての保存療法です。

理学療法(Physiotherapy)ですので、理学療法士によって施行されることが一般的です。当院ではリンパ浮腫だけではなく、運動器疾患、中枢神経疾患の専門的資格・技能を有する理学療法士が治療を担当します。


担当理学療法士
眞田 尚法

DLM認定セラピスト : DVTM
整形徒手理学療法士 : OMPT(K-EI)
国際PNF協会認定アドバンスコース修了

DVTM :Dynamisation Vasculo-Tissulaire Manuelle とは
リンパドレナージュ(DLM)の多くはリンパ管への働きかけのみを強調した手技が多くあります。
しかし、皮下へ貯留した体液の回収能力はリンパ管が10〜20%、静脈は80〜90%であり、静脈の回収能力がかなり高いことを考えると、リンパ管だけではなく静脈への働きかけを行うことでより効率的に余分な体液を回収できることがわかります。
リンパ浮腫の特徴である皮下組織へ過剰に貯留したタンパク質の回収はリンパ管で、過剰な水分の回収は静脈の働きを高めることで効果的な治療を行うことができます。
DVTMはリンパ管のみではなく静脈を含む脈管系と皮下組織を全体的に賦活・活性する新しいDLMです。
フランスの理学療法士ジャック・ド・ミカ氏らにより開発され、日本では木部真知子氏(日本DLM技術者会代表)が中心となり治療や手技の普及に取り組まれています。
関心のある方は「日本DLM技術者会」のホームページをご覧ください。

リンパ浮腫外来受診
保険診察(完全予約制)

毎週水曜日  16:30〜


  ・電話にて予約をお願い致します。 0982−53−8910
  ・初診は、保険診察となります。その後、医師により複合的理学療法が必要と
   された場合、複合的理学療法を開始します。なお、治療費は私費診察となり
   ます。
  ・他院にて浮腫の原因となる疾患の治療をされている方は、紹介状や検査情
   報(画像や血液検査の結果等)をお持ちください。

複合的理学療法の料金
私費診察(完全予約制)

    上肢(40分)   3,150円
    下肢(50分)   4,200円
    両下肢(60分)  5,250円

最後に・・・
リンパ浮腫に対して複合的理学療法を実施できる施設は限られています。
現在、当院では木部真知子氏へ講師を依頼し、DVTMセラピストの養成を行っております。144時間(理論・実技)の講習と臨地実習、試験(筆記・実技)が必要で、年間に10名程の認定セラピストが宮崎・大分を中心に誕生しています。
今後、セラピストの数が増え、患者様の近隣で継続的に質の高い治療が行える環境を整えることができればと考えています。

もちろん、DVTMはリンパ浮腫だけではなく、外科術後や運動器疾患、褥瘡等の高齢者施設での問題、美容など幅広い分野に応用可能な治療法ですので、さまざまな形で誰かのお役に立てると思います。

治療時間が限られており、一度に多くの患者様を担当することはできませんが、関心のある方は是非お問い合わせ下さい。

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